初心者向け情報まとめ Evernote超入門完結編
前回までのまとめ
Evernoteを活用するために知っておきたいこと 1.ノートブック
前回まではノートブックとタグは使わないことにして無視してきましたが、これらを使いこなすとEvernoteは格段に便利になります。まずはそれぞれどういうものなのか説明します。
- 「ノートブック」
Evernoteにおけるメモの最小単位である「ノート」を仕分けてしまっておく入れ物です。「ノートブック」と「ノート」は混同されやすいので注意してください。「ノート」はメモ1枚、「ノートブック」はその入れ物です。
- 「タグ」
ノートに印をつけてあとで探しやすくするものです。例えば、CookPadのレシピをメモしたノートには、「料理」というタグを付けるといいかもしれません。
ノートブックの使い方については、「3ノートブックシステム」をおすすめします。
まずはシンプルにEvernoteに触れていただくため思いついたものなのですが、「ノートが入ってくる場所(INBOX)」「使いそうなノートを置く場所(すぐ見たい)」「使用済みのノートを格納する場所(アーカイブ)」と言う3つの区画は、現在の私のEvernote運営において中核を成しているシステムです。
この方法になれてしまえば自然とEvernoteの整理はできてくるかと思います。
Evernoteを活用するために知っておきたいこと 2.無料アカウントとプレミアムアカウント
実はEvernoteには2種類のアカウントがあります。公式ページで説明されていますが、大雑把に言えばプレミアムは年間45ドルまたは月5ドルでほぼ使い放題、無料だとひと月60MBまでしか使えない、ということです。
ひとまず無料で使ってみて、有料登録はあとで検討すればよいでしょう。
Evernoteを活用する準備 1. デスクトップアプリ
初回では「PC版」としてEvernoteをWebから開く方法を説明しました。また第2回ではiPhoneに専用のアプリを入れてメモを開けることを説明しました。
実は専用のアプリはiPhoneだけではなくWindowsおよびMac向けにも提供されています。これらの「デスクトップアプリ」はなくても十分便利なのですが、ネットが使えない時でもメモを書いたり読んだり出来るほか、万が一Evernoteのサービスにトラブルが生じるなどしても、自分のPCにメモを保存しておけば失わずに済むといったメリットがあります。PCの容量が足りないといった事情がなければインストールしておきましょう。
まずはEvernote公式サイトのダウンロードセンターにアクセスします。
画面を下にずらしてお使いのPCに合うものをクリックしてください。
以下はWindowsでのインストール手順です。(画像はクリックで大きくなります)
インストールが完了すると自動的に起動します。
デスクトップアプリについては、非常に機能が豊富なため、ここでは操作説明などは省きますが、Webと同じように使うことができますので、迷うことは多くないと思います。コメント欄、はてブコメント、@pichikupachikuに質問いただければ出来る限り回答します。
Android用のアプリもあります。
Evernoteを活用する準備 2. Webクリッパー
第1回では、CookPadのレシピを保存する使い方を紹介しましたが、実はコピーアンドペーストの手間を省く方法があります。
Evernote公式サイトのダウンロードセンターにアクセス。
お使いのブラウザに合わせて選択してください。
画面の指示に従ってインストールします。(画像はクリックで大きくなります)
Chromeの場合
Firefoxの場合
Webクリッパーの使い方
画像はFirefoxですがChromeでもほぼ同じ操作になります。
iPhoneでのWebクリップについては、こちらの記事が参考になります。
iPhoneでもブラウザでウェブサイトを巡回中に、Evernoteにクリップしたくなる時ってありますよね。なので、iPhoneでもブックマークレットを使いましょう!
AndroidでのWebクリップ
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その他
- 専用のアドレスにメールを送ると、メールの内容がメモとして保存されます。
- Twitter連携機能で、Twitterからメモを追加できます。
- Chrome Web Storeには、Evernoteが登録されています。
- Chrome のEvernote Web クリッパーには、こんな便利な機能があります
- Fasteverを使うと、非常に素早くメモを追加できます。
終わりに
これでだいたいEvernote入門は完了できたと思います。すこし長くなってしまいましたが、いかがでしたか。
この記事及び次回の記事についての批判、アドバイス、疑問質問、要望、その他コメントは@pichikupachiku, はてブコメント、記事のコメント欄で絶賛募集中です。