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2015年1月から放置されていたiOSの辞書バグが修正されました

少なくとも2015年の1月頃から約1年半もの間放置されていたiOSのルックアップ辞書のバグが修正されました。このバグは、iOSのシステム言語を英語に設定している場合に、ルックアップ辞書の設定画面でJapanese, Japanese-English, Simplified Chinese, Simplified Chinese-English の4冊の辞書のみが、選択しても辞書画面を閉じると再度開いた時には選択解除されていて、使用するたびに選択し直さなければならないというものでした。iOS全体の使い勝手に関わる非常に厄介なバグでしたが、先日配信が開始されたiOS 9.3.2において修正され、システム言語を英語に設定している場合でも、日本語と中国語の辞書が不具合なく利用できるようになりました。

iOSには、ルックアップ辞書と呼ばれる、テキスト選択時のポップアップメニューから利用できる辞書機能があります。これはiOSのかなり早い段階から搭載されている機能で、OS Xに於ける三本指ルックアップ辞書に相当する機能を提供するものです。

American Enligshとして提供されている New Oxford American Dictionary をはじめ、フランス語やタイ語など、16の言語、計24冊の辞書が無料でダウンロードできるようになっており、iOSの代表的な機能の一つになっています。

ところが、少なくともiOSのいつかのバージョンから、少なくとも2015年1月頃、バージョンで言えばiOS 8.* の頃から、システム言語を英語にしている場合、この16言語24冊のうち、中国語と日本語の辞書計4冊のみが勝手に選択解除されてしまい、使用するたびに選択し直さなければならないという状態が続いていました。

このバグはiOSのシステム言語を日本語または中国語に設定している場合には再現しないもので、この4冊の辞書を主に利用する日本語話者及び中国語話者が遭遇するケースは比較的限定されていたと考えられますが、様々な理由でシステム言語を英語にしているユーザーにとっては深刻な問題でした。

長らく修正されずに放置されていた辞書バグでしたが、今回、iOS 9.3.2のリリースによって修正され、システム言語を英語にした状態でも中国語及び日本語の辞書が問題なく利用できるようになりました。