Macのインターネット共有でできること
二台のMacBook(MacBook Air Mid 2012 および MacBook 2015) を使い、インターネット共有で何ができるかを確認しました。
MacBook Airを、通常通りWi-Fi経由でインターネットに接続させておきます。この状態で、同MacBook Airのシステム設定画面から、インターネット共有を有効にし、Bluetooth PAN でインターネット接続を共有するように設定します。なお、 Bluetooth PAN とは何か、筆者も分かっておりませんので、誰か教えてください。
この状態で、もう一台のMacBook (MacBook 2015)のWi-Fiをオフにします。この時点で、インターネットに繋がっていない状態になります。
ここから、MacBook の設定画面を開き、Bluetooth 設定画面から、MacBook Airに接続します。
この状態で、何Wi-Fiがオフになっている MacBookでなにができるかを確認しました。
できました:
- サファリでウェブの閲覧。この記事もWi-Fiをオフにした状態で更新しています。
- iCloudの同期。インターネットには繋がっているので、当然と言えば当然ですね。
- ファイル共有。Wi-Fiで繋がっている時と同じように、MacBook Air上の共有フォルダにアクセスできました。
- Handoff。少し意外でしたが、双方向可能でした。
微妙:
- 画面共有。MacBook Airに MacBookからアクセスすることは一応できます。ただし、Bluetoothで繋がっているからWi-Fiは関係ないかと思いきや、MacBook AirのWi-Fiを切り替えると、一度切断されます。その状態から再接続しようとすると、何度も接続に失敗しました。ファイルにはアクセスできているのにも関わらずです。不思議なことに、サファリでページを更新してやると、画面共有もできるようになりました。これはたまたまなのか、それとも、実際にインターネットから何かのデータをダウンロードすることがトリガーになっているのか判然としません。
- Time Machineでのバックアップ。一応ドライブは認識しているようですが、実際のバックアップになると、「準備中」のまま延々と続き、なかなか始まりません。一晩おけば始まるかもしれませんが、そこまでしたくないのでこの記事を書き終わったらやめようと思います。
できませんでした:
- 意外なことに、AirDrop が使えません。Handoff が使えるのだから使えても良さそうですが、どちらの方向からもダメでした。
Bluetooth経由のインターネットはどのくらい遅いのか
めちゃめちゃ遅いです。しかしこのくらいの速度でもブログくらいなら困らないということがよくわかります。